2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
大学生の男女の恋の物語。今回は女子高生の従妹に告白されキスまでされてしまいます。
大学生男女の恋の物語。今回は従妹の美波に告白されます。
大学生男女の恋の物語。今回は従妹の美波が、夜道を一人で歩いていて大変な目に会います。
大学生男女の恋の物語。今回は美波が従兄の悠介のメッセ-ジから愛を感じちゃう話です。
美里は胸の中でうずうずしている気持ちを持て余して、ついに真理に電話するのを抑えきれなかった。文字では書ききれない程の長さになりそうに思えたから。 「うん、彼のこと色々分かったし私のこともまあ一応話せたし、うまくいったのかな?」 「そう、じゃ…
どうしていいか途方に暮れていた彼であったが、目の前の惨劇にやっと名案を思い付いたかのように「アッ、そうだ」と呟くと、パンツの後ろポケットに入れていたハンカチを取り出して、女性に渡していい程度の綺麗さであることを確かめてから、美里に両手で差…
第21話を始める前に、「主な登場人物」と「あらすじ」からどうぞ。 書いている私自身でも、時々名前を間違えそうになるので…。 主な登場人物 城ケ崎悠介 私立W大学理工学部2年生 一見優男で優柔不断なところもあるが、反面いったん決めたらとことんやる一途…
-この件は美波には言わないでおこう。言ったって怖がらせるだけだから。 夜道を急ぎながら悠介は先程のことを考えていた。 あの車は間違いなく悠介を狙ったものだろう。いや、狙ったというよりも「脅しをかけた」と言った方が当たっているかもしれない。脅し…
-アーア、困ったわ。 また美里はため息をついてスマホの画面を見つめた。 ここ数日、美波は同じことを繰り返していた。 もし悠介さんと付き合うようになったら、いつかあの父親に対する憎しみを悠介に対しても抱くようになってしまうのではないか? 美里は父…
夕食を終えて部屋に戻って来た美波は、ため息をつきながらベッドに寝転がった。 食事中に母が何度となく聞いてくるのが鬱陶しかった。このところあまり元気が無かったから心配してくれているのは分かるけど、ちょっとウンザリする。明日の学校の準備があるか…
芦田祐子という美波の親友は、ぽっちゃりとした愛嬌のある顔立ちの少女であった。 美波が言っていたように、しっかり者で好奇心が強いというのは、上目遣いで探るように悠介を見る仕草で何とはなしに分るような気がする。年上の悠介に緊張していたり遠慮する…
君は一人じゃない、なんてカッコいいこと言って安請け合い(?)したものの、すぐには名案が湧いてこなかった。大体、悠介の周りにスト―カ―は勿論のこと、スト―カ―被害を受けた人もいなければ、そのような話も噂も聞いたことは無かったからだ。 「ちょっとネ…
美波との待ち合わせ場所は、美波の通う高校と僕の大学とのほぼ中間にある、御茶ノ水にあるコーヒ-チェ―ン店にした。付き合っている訳ではないし、別にロマンティックなところで会う必要は無かった。 彼女から届いたメッセ-ジは「相談に乗って欲しいことが…
-どうしたんだろうか? 悠介は心配を通り越して不安に襲われた。 -いくら何でも、何も来ないってどういうことだよ! 会った翌日、つまり今日の朝にメッセ-ジを送ったが返事は無かった。夕方も送ったが返事なし。 -なんだよ! また不機嫌の魔法にかかっちゃ…
合コン相手の男子学生4人と別れた後、美里は今晩泊まることになっている真理のマンションで話の続きをすることになった。本当は4人で今晩の「戦果」を確認し合いたかったのだが、一人がちょっと悪酔いした様だったので、実家が同じ沿線のもう一人が家へ送…
宴は混沌としてきたようだ。 女性陣は全員未成年なので、我々4人も軽い飲み物を頼んでいたのだが、女性陣のひとりが我々のビールを、小鳥が水飲み場で水を飲むように上品に飲んだのだが、量はごくわずかでも飲みなれていないから、すぐに酔っぱらったような…
大学生男女の恋の物語。今回は悠介が合コンであの時の女性と再会しちゃいます。
大学生男女の恋の物語。悠介が満員電車内で大変な目に会います。
その日は日曜日の午後で、悠介は母親に頼まれて母方の祖母が入院している病院に届け物をした帰りだった。 祖母の病状は良くなかった。顔色も悪かったし元気も無かったが、ショックだったのは、元々小柄だった体がさらに一回り縮こまったように小さくなり、顔…
大学生男女の恋の物語。悠介がある女性と衝撃的な出会いをします。
大学生男女の恋の物語。今回は美波が従兄の悠介への返事を後悔している件です。
大学生男女の恋の物語。悠介が高1の時にラブレタ‐を出した憧れの人と再会します。
「ヒヤァ-、お前に告白するような女子がいるとは驚きだな。それも従妹とわな。それで、お前これからどうすんの?」 と言って、悠介を見ながらニヤリと笑った。 「どうするって、どうしようもないだろう? これからは電話で会いたいなんて言えないし…。でも正…
美波は微動だにしないで僕の目をじっと見つめている。まるで僕の告白が真実かどうかを見極めようとするかのように。緊張しているせいか、顔が蒼白に変わり強張って見える。 彼女は一つ深呼吸をすると、ゆっくりと話し出した。 「驚いちゃった、急にあんなこ…
大学生男女の恋の物語。今回は悠介が従妹の美波に告白します。
大学生男女の恋の物語。従兄の悠介からデートに誘われた美波の返事は?
ランキング参加中【公式】2024年開設ブログ あらすじ 付属高校から理工系学部に進んだ大学2年生の城ケ崎悠介は、男子高出身だったこともあり、高校以来女子学生との出会いが少ないのが悩みと言えば悩み。どちらかと言えば周りの仲間たちに埋もれて存在感の…